出会った頃や、数年前までは、様々な記念日に抱えきれないほどの花束やカードやプレゼントやお出かけを贈られていたけれど、古女房は箪笥並みの扱いに代わりつつある危険な時期。
家庭の経済状況が判っているだけに、ジツは締めているのはワタシの方だけに、ムダ使いをしない夫を有難いと思う反面、矢張りワタシも女の子。贈物が嬉しくない訳はない。
でも「これ欲しい」と強請る贈り物なら欲しくない。
何も特別でない、夫の用意した普通の夕食時に、いつもと同じような会話をしたバックラウンドには、普段なら流れることはないスティービー・ワンダー。あれれとは思ったけれど、特に気にも留めなかった。
でもそのアルバムは「Love Collection」だったね。
意識していたのか、だたの偶然だったかなんて、どうでもイイ。
嬉しかったから。
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