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    <title>あんな話、こんな話。</title>
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    <description>英国発、自転車の話だけでなく、日々の呟きのブログです。</description>
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    <title>アリゾナ2007 (9)</title>
    <description>5：00起床。寝起きの儀式となった、テントを畳む作業の効率が日に日に上がっています。いやいや、しかし必要に迫られてちゃちなカフェでちゃちな朝食を取っていると、なにやら耳に入ってきたのは日本語でした。品のよい老齢のご夫婦が微笑みを交わしながら仲良く食事をしているのを見て、自分の食事が済んだら声をかけよ...</description>
    <content:encoded><![CDATA[<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">5</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">：</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">00</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">起床。寝起きの儀式となった、テントを畳む作業の効率が日に日に上がっています。いやいや、しかし必要に迫られてちゃちなカフェでちゃちな朝食を取っていると、なにやら耳に入ってきたのは日本語でした。品のよい老齢のご夫婦が微笑みを交わしながら仲良く食事をしているのを見て、自分の食事が済んだら声をかけよう、と思っていましたが、暫らくすると私の周りは日本人だらけになってきてしまい、様子を伺ってみると皆さん同じツアーで一緒のようで、すっかりきっかけを失ってしまいました。レジ辺りでは、ツアーガイドらしき女性が「コーヒーはあちら、冷たい飲み物は向こうで&hellip;」と彼らに向かって叫んでいるのを見ました。その直後に、やはりぞろぞろとカフェに現れた小学生の遠足を引率する教師が同様に「食事を受け取ったら、こっちのテーブルに付くように」と言っていた調子が同じで、苦笑いを誘ったのは言うまでもありません。<br />
<br />
<img height="375" alt="cd01813e.jpg" width="500" align="middle" border="0" src="/Img/1180377907/" /></span></div>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">7</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">：</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">15</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">、サウス・カイバブトレイルヘッド（標高</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">2213m</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">）からウォーキングを開始しました。ここから北に、ファントム・ランチ（標高</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">756m</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">）を目指して、</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">1457m</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">の標高差をひたすら下る</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">11.7</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">ｋｍのサウス・カイバブトレイルです。昨日、パーミット事務所で「普段の倍のカロリーを取るように、水は沢山飲むように、塩の補給を忘れないように」、などと散々言われ、どんなに過酷なトレイルかと思いきや、人の手の良く入ったトレイルは何の問題もなくさくさく進み、休憩、写真撮影を含めても</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">3</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">時間半でブライトエンジェルキャンプグラウンドに到着しました。何だ、昨日の午後からだって楽勝だったじゃないか。</span></div>
<div>&nbsp;</div>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">しかし、いくら人の手が入っていると言っても、整備されたトレイルのみで、キャニオン本体の壮大さには手垢一つ付いていません。空は青く広く、コンドルが飛び、聞こえるのは自分が踏みしめる大地の音だけです。サボテンの花を楽しみ、リスやチップモンクが目の前に飛び出すのは可愛らしく、何かが動く気配で眼を留めると、しましまのトカゲだったり。時折行き違うハイカーは、そのほとんどが「この世の終わり」のような形相で、挨拶をする余裕さえ無くしているようでしたが、私は元気一杯でトレイルを下っていきました。<br />
<br />
<a target="_blank" href="//cycling.blog.shinobi.jp/File/095627e6.jpg"><img height="375" alt="095627e6.jpg" width="500" align="middle" border="0" src="/Img/1180378006/" /></a></span></div>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">キャニオンの底には青く美しいコロラド川がその優美な姿をさらけ出していました。時刻は</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">11</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">：</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">00</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">になろうとしていて、水辺にもかかわらず気温が徐々に上がってくるのがわかります。とにかく、テントを張って、食事をして、さあ、釣りだ。</span></div>
<div>&nbsp;</div>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">しかし、フローティング・ラインしか用意してこなかった私は、コロラド川のその豊満な水量と流れの速さにギヴアップするのも早く、夫が釣りを続ける中、その周りを探検、探索し始めました。</span></div>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">純粋な炎天下は、ただただ陽光が肌に突き刺さるようで、トーストされるパンの気持ちが良くわかります。日陰や、コロラド川に注ぐエンジェル・クリークに浸かりじっとしている人たち、鹿でさえ日陰で日中をやり過ごすその気持ちもわかりますが、私は子供のようにはしゃぎまわり、じっとしていることができません。</span></div>
<div>&nbsp;<br />
<a target="_blank" href="//cycling.blog.shinobi.jp/File/03ce7de9.jpg"><img height="375" alt="03ce7de9.jpg" width="500" align="middle" border="0" src="/Img/1180378090/" /></a></div>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">素足で川に入り、熱くなった岩に腰を下ろして、時々両脚、両腕に水をかけてやれば</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">39</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">℃でも快適です。被っていた帽子をバケツ代わりにして水を汲み、そのまま被ってアタマを濡らすテクニックは、思った以上に効果的で気に入ってしまいました。終いには、服を着たままどぼんとコロラド川に首まで浸かり、その水の冷たさに逆に冷えすぎてしまい、しばし炎天下の元で甲羅干しとなりました。それでも、気が付くとすっかり乾いてしまうのですから、素晴らしいと言う他ありません。</span></div>
<div>&nbsp;<br />
<img height="375" alt="91a84e15.jpg" width="500" align="middle" border="0" src="/Img/1180378188/" /></div>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">しかしこの暑さは、食料は全て入れておかなければならない金属の箱がオーヴン化する結果となり、</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">m&amp;m&rsquo;s</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">は爆発し融け、メンソレータムは完全に液体（融けると透明になることを発見）となっていました。予想外の出来事でしたが、他の食料に大きな被害がなかったのは、不幸中の幸いでした。</span></div>
<div>&nbsp;</div>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">釣り人にくっついて午後のほとんどを歩き回り、眠る段になって初めて、ふくらはぎが筋肉痛だということに気付きました。痛くて寝返りが打てません。明日はずーっと登りだというのにね。</span></div>
<div>&nbsp;</div>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">キャンプサイトには、人々が使用しているヘッドライトやランタン以外に明かりはなく、皆が寝静まった夜半に眼が覚めると、月明かりも届かない漆黒の暗闇には、思いのままに広がる満天の星たちが見えました。毎晩でも、決して飽きることのない、宝物の輝きです。</span></div>]]></content:encoded>
    <dc:subject>アリゾナ2007</dc:subject>
    <dc:date>2007-05-10T03:41:33+09:00</dc:date>
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    <dc:publisher>NINJA BLOG</dc:publisher>
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    <title>アリゾナ2007 (8)</title>
    <description>コットンウッドのデニーズで、朝食、グリッツ初体験です。コーンミールのポリッジといった感じので、上品とも美味しいとも言い難いものですが、何故か癖になるザラザラ感。これ以降、メニューにあれば必ずサイドオーダーで登場したグリッツでした。
&amp;amp;nbsp;
この日はグランド・キャニオンに向かいました。北東の...</description>
    <content:encoded><![CDATA[<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">コットンウッドのデニーズで、朝食、グリッツ初体験です。コーンミールのポリッジといった感じので、上品とも美味しいとも言い難いものですが、何故か癖になるザラザラ感。これ以降、メニューにあれば必ずサイドオーダーで登場したグリッツでした。</span></div>
<div>&nbsp;<a target="_blank" href="//cycling.blog.shinobi.jp/File/fcd96463.jpg"><img height="536" alt="fcd96463.jpg" width="500" align="middle" border="0" src="/Img/1180377537/" /></a></div>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">この日はグランド・キャニオンに向かいました。北東のこざっぱりとした町</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">Sedona</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">を抜け、フラッグスタッフでインターステイト</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">40</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">を西へ、ウィリアムスで補給と軽食。ここから、ステートハイウェイ</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">64</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">で、グランドキャニオンまでの約５０マイルの一本道を走ります。標高は約</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">7000</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">フィート（</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">2100</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">ｍ）、富士山の</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">5.5</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">合目辺り、と考えると高さの検討はつきますが、目の前に広がるのは、ひたすら平らで真っ直ぐな道が続いているだけで、インターネットやガイドブックで予習をしたにもかかわらず、その広大さは予想を遥かに超えたものでした。蜃気楼が青い空を映して、真っ直ぐな道はまるで空に向かって溶けてしまっているかのようです。</span></div>
<div>&nbsp;</div>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">キャニオン村、サウスリムに着き、パーミット申請事務所を訪れたのは</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">13</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">：</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">00</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">でした。</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">4</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">時間もあればキャニオンの底まで歩けると高を括っていたうえ、付く頃には気温も下がって好都合だと思っていたので、職員の女性に「</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">4-6</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">時間はかかるから、夕暮れまでに底のキャンプサイトには辿り着けないと思う、今日のパーミットは出せない」と言われ、仕方なくサウスリムのマザーキャンプグラウンドでキャンプをすることになりました。</span></div>
<div>&nbsp;</div>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">キャンプ場で手続きを済ませ、テントを張って、</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">15</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">：</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">55</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">、グランド・キャニオンに対面しました。</span></div>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">「広大無辺」「壮大」という単語をいくつ使っても全く物足りない、無限にも思えるキャニオンが目の前一杯に広がっています。アメリカでこれを、これだけを私に見せたくて連れてきてくれた夫に、愛情溢れてやみません。</span></div>
<div><a target="_blank" href="//cycling.blog.shinobi.jp/File/84bb7883.jpg"><img height="375" alt="84bb7883.jpg" width="500" align="middle" border="0" src="/Img/1180377624/" /></a>&nbsp;</div>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">フェンスなどなく、アクセス可能な崖っぷちは何かあっても自らの責任ですからね、と見事なまでの潔さは、明日自らの足で底まで歩く私にとって気持ちのよいルールに思えました。</span></div>
<div>&nbsp;</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">夕食は手作りブリトーでした。なんとも便利なサルサ・サラダパックをスーパーで見つけ、トルティアで包んだ簡単ご飯です。アメリカだからバドワイザーだよね、と冷たいビールも味わえる幸せなひととき。夕陽が落ちると涼しくなってきて、癖になった焚き火は素晴らしいエンターテインメントです。贅沢な、炎です。</span></div>]]></content:encoded>
    <dc:subject>アリゾナ2007</dc:subject>
    <dc:date>2007-05-09T03:33:28+09:00</dc:date>
    <dc:creator>robin</dc:creator>
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    <title>アリゾナ2007 (7)</title>
    <description>昨日買い物をした商店の隣にあるダイナーで朝食です。ちなみにその隣にはバー、前にはガソリンスタンドがあります。コンビニエンス・ストアとは、まさにこのような商業形態なのでしょう。こんな何もない道の途中にあるにもかかわらず、早朝にもかかわらず、何故かとても賑わっていました。もう期待も何もなく、1枚、2枚、...</description>
    <content:encoded><![CDATA[<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">昨日買い物をした商店の隣にあるダイナーで朝食です。ちなみにその隣にはバー、前にはガソリンスタンドがあります。コンビニエンス・ストアとは、まさにこのような商業形態なのでしょう。こんな何もない道の途中にあるにもかかわらず、早朝にもかかわらず、何故かとても賑わっていました。もう期待も何もなく、</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">1</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">枚、</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">2</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">枚、</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">3</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">枚と値段が分かれていたのが引っかかりましたが、通常パンケーキは</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">3</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">枚重ねて出てくるので、迷わず</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">3</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">枚のパンケーキ（</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">$4.25</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">）を注文しました。しかしその大きさったら、直径３５ｃｍ、お皿からはみ出ちゃっているんです。夫と分けましたが、それでもとても食べきれず、悔しい思いを。</span></div>
<div>&nbsp;</div>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">パーキング・エリアには、これから湖で水遊びをしようという人たちのおもちゃで一杯でした。時に目を惹かれたのは</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">RV</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">が引っ張っていたカモフラージュ塗装されたボート。カモフラージュだけに判り辛いと思いますが、クロスボウも備わった、大人のおもちゃ。<br />
<a target="_blank" href="//cycling.blog.shinobi.jp/File/3e39fdb3.jpg"><img height="375" alt="3e39fdb3.jpg" width="500" align="middle" border="0" src="/Img/1180118160/" /></a></span></div>
<div>&nbsp;</div>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">ふと鏡を見て、自分の顔が輝きに満ちていることに気付きました。少し日焼けしたせいかと思いましたがそうではありません。表情が変わりました。満たされるというのはこういうことなのですね。</span></div>
<div>&nbsp;</div>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">Mesa</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">、フェニックスを通り抜け、グランデールにあるハンティング専門店へ行きました。剥製が店内に山と飾られ、ちょっとした博物館エリア、巨大水槽があり、痛々しくて長居のできるお店ではありませんでした。気分直しに、グッドイヤーにある「</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">Sportsman&rsquo;s Warehouse</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">」へ。こちらもハンティング用品を扱ってはいますが、剥製をつかって客引きをするような戦術は使用されてなく、商品としてのプラスティックの囮は許容範囲でしょう。さて、この店舗でも、私は迷彩レイン・ウェア上下を＄</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">15</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">で購入して上機嫌、夫は念願のトラヴェル・フライロッドを半額で手に入れて、ほくほくです。</span></div>
<div>&nbsp;</div>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">インターステイト</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">17</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">を北上して、コットンウッドのデッドホース・ランチ・ステイト・パークでキャンプ。町から数マイルしか離れていない割には静かで美しい場所でした。夕焼けはピンク色の空で、星が瞬き、月は明るく、町明かりが色を添えました。</span></div>]]></content:encoded>
    <dc:subject>アリゾナ2007</dc:subject>
    <dc:date>2007-05-08T03:34:43+09:00</dc:date>
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    <title>アリゾナ2007 (6)</title>
    <description>夜半を過ぎて、ぐんと気温が下がり、寒くて何度も眼が覚めました。目覚ましもないのに５：００起床で、先日買った迷彩パンツを得意気に穿き、上機嫌になってデニーズで朝食です。もうこの際は質より量、とにかく暖かいコーヒーがあれば、大人しくしている私です。
今日も快晴、見事な雲ひとつない青空が広がっています。...</description>
    <content:encoded><![CDATA[<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">夜半を過ぎて、ぐんと気温が下がり、寒くて何度も眼が覚めました。目覚ましもないのに５：００起床で、先日買った迷彩パンツを得意気に穿き、上機嫌になってデニーズで朝食です。もうこの際は質より量、とにかく暖かいコーヒーがあれば、大人しくしている私です。</span></div>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">今日も快晴、見事な雲ひとつない青空が広がっています。７：００を過ぎれば気温も上がり、水遊びがしたくなるのは素晴らしい限りです。ステート・ハイウェイ</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">77</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">を南下して、スノーフレイクという美しいけれど不吉な名前の町を抜け、一目散に</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">Globe</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">を目指し、ステート・ハイウェイ</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">88</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">を北西、ルーズベルト湖へ向かいました。時刻はお昼を少し回った頃で、湖で一休みしてもう少し移動するつもりでしたが、この湖の広大さ、美しさ、静かさに一目ぼれ、キャンプサイトがあるときては、留まる他はありません。</span></div>
<div>&nbsp;<a target="_blank" href="//cycling.blog.shinobi.jp/File/6d96f1b3.jpg"><img height="375" alt="6d96f1b3.jpg" width="500" align="middle" border="0" src="/Img/1180117740/" /></a></div>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt"><br />
9</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">マイル離れた商店へ行き、夕食用の食料と冷たいビールを買い、日差しが一番強いであろう時間帯にテントを張り終えると、もう汗だくです。青い空の白い雲は動きません。屋根つきで日陰になっているピクニック・テーブルに腰を下ろし、冷たいバドワイザーを喉に流し込むと、この世の天国です。目の前には、山並みに囲まれた蒼い湖、聞こえてくるのは鳥のさえずり、乾いた大地をさらに容赦なく焼き尽くすような強い太陽。私達は、もう全てを持っているのですね。</span></div>
<div>&nbsp;</div>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">じっとしているのがとても忙しいなんて。</span></div>
<div>&nbsp;</div>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">ウサギがひょいと草むらから飛び出すのを眼で追ったり、鳥が何かをついばむのを見ていたり、遠くに見える、ボートのバスフィッシャーマンの使っているプラグ</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">/</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">ルアーは何か想像してみたり、釣り上げた様子を見るとこちらまで嬉しくなってしまったり、トカゲがすぐ目の前を横切るのを見つめたり、数時間はあっという間に過ぎ去っていきます。<br />
<a target="_blank" href="//cycling.blog.shinobi.jp/File/34fb3632.jpg"><img height="375" alt="34fb3632.jpg" width="500" align="middle" border="0" src="/Img/1180117827/" /></a><br />
<br />
<a target="_blank" href="//cycling.blog.shinobi.jp/File/6fc9b296.jpg"><img height="375" alt="6fc9b296.jpg" width="500" align="middle" border="0" src="/Img/1180117887/" /></a><br />
</span></div>
<span style="FONT-SIZE: 10pt">夕刻になり、シャワーを浴び、病み付きになった焚き火をします。夕陽が沈み、少しずつ闇が迫ってくるのを静々と堪能します。火はいい。</span>]]></content:encoded>
    <dc:subject>アリゾナ2007</dc:subject>
    <dc:date>2007-05-07T03:27:15+09:00</dc:date>
    <dc:creator>robin</dc:creator>
    <dc:publisher>NINJA BLOG</dc:publisher>
    <dc:rights>robin</dc:rights>
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  <item rdf:about="http://cycling.blog.shinobi.jp/%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%BE%E3%83%8A2007/%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%BE%E3%83%8A2007%20-5-">
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    <title>アリゾナ2007 (5)</title>
    <description>蛙の声が、鳥の歌に取って代わる５：００少し前にくっきりと目覚めました。この時間に起きよう、と決めたわけではないのに、なぜかこの時間になるとスイッチが入ったように活動したくなるのです。就寝は大抵２０：３０頃と自然に決まってきていましたが、日の出は５：３０、日没は１９：３０と知って納得です。
Saff...</description>
    <content:encoded><![CDATA[<p>蛙の声が、鳥の歌に取って代わる５：００少し前にくっきりと目覚めました。この時間に起きよう、と決めたわけではないのに、なぜかこの時間になるとスイッチが入ったように活動したくなるのです。就寝は大抵２０：３０頃と自然に決まってきていましたが、日の出は５：３０、日没は１９：３０と知って納得です。</p>
<p>Saffordのデニーズでパンケーキ、ソーセージ、ベーコン、ハッシュブラウンの朝食。本家デニーズは分家に勝るとも劣らず&hellip;。コーヒーはやはり薄めで、気が付くとカップが一杯になっているという、魔法のコーヒーカップ。4日目ともなると、食事に何かとてつもなくいいものを期待するほうが間違っているということに気付き、どこにでもあるデニーズでとにかく腹ごしらえをしておくのが得策という考えに切り替えました。<br />
<img height="375" alt="81f5e9d4.jpg" width="500" align="middle" border="0" src="/Img/1179918889/" /></p>
<p>U.S.ハイウェイ191を北上して、クリフトンに向かいます。少し落ちぶれた感のある、しかし美しい岸壁に囲まれた鉄道のある小さな町。ここから先、向かうAlpineまでの約90マイル（144km）のApache-Sitgreaves National Forestを抜けるシーニック・ルートにはにはガソリンスタンドはおろか、何のお店もないので、サークルKでしっかりとガス補給。<br />
<br />
<img height="375" alt="aea1ab66.jpg" width="500" align="middle" border="0" src="/Img/1179918983/" /><br />
<br />
プラントサイトの採石場はその規模の大きさに圧倒されましたが、山道ゆえに９０マイルの道のりに費やした時間は4時間を越え、案の定車酔いに悩まされてしまった学習能力のないワタシは、つけをきっちり払ったのでした。げーろげろ。<br />
<br />
<img height="375" alt="ebf024af.jpg" width="500" align="middle" border="0" src="/Img/1179919047/" /></p>
<p>そして辿り着いたAlpineは、雪がちらついていました。雪はTVや映画の中、写真やポスター、絵葉書なら大歓迎で、決して嫌いではありませんが、その絶対条件から外れている、しかも暑気を求めて8000ｋｍ以上も旅してきた私にとっては悪い方向へ来てしまった感しかありませんでした。とにかくダイナーで食事をして、さっさと退散するのが得策のようです。</p>
<p>ああ、食事。フランスで文字通り味を占めた、レストランでの幸せはここでは求められないの。オーダーしたのは、ローストビーフ・サンドイッチ。出てきたのは、白食パンの上にローストビーフが乗っかり、それをグレービーまみれにした茶色い液体のプレート。「サンド」されてないよう。それに、ここでも食事がぬるいよう。盛られた皿は決まって冷たいし、日本で駅構内にある立ち食い蕎麦屋だって、こんなにぬるい食べ物は出さないと思うぞ。</p>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">さっさと退散してここからさらに北西、</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">Holbrook</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">の</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">KOA</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">（</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">$20</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">）を見つけてテントを張りました。昨日の、夕刻に美しかった炎を所有したくって、休憩の時に集めていた薪に火を点けました。マグネシウムとフリントが一緒になったキーリングの初使用は、一筋縄では巧くいかず、それでもなんとか火を熾せた興奮は、原始人のそれとあまり変わりはなかったかもしれません。ゆらゆらとめらめらと、時々ぱちんとはぜる音に目を細め、無言で火を見つめているだけで、全てを得たかのような満ち足りた幸福に包まれ、夕食でまたも失敗したイタリアンの悔しさを帳消しにしてくれるのでした。</span></div>
<div>&nbsp;</div>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">ああ、今回はどうしても食べ物への恨み辛みから離れられない&hellip;食い意地だけは、人一倍。</span></div>
<div>&nbsp;</div>]]></content:encoded>
    <dc:subject>アリゾナ2007</dc:subject>
    <dc:date>2007-05-06T20:12:48+09:00</dc:date>
    <dc:creator>robin</dc:creator>
    <dc:publisher>NINJA BLOG</dc:publisher>
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    <link>http://cycling.blog.shinobi.jp/%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%BE%E3%83%8A2007/%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%BE%E3%83%8A2007%20-4-</link>
    <title>アリゾナ2007 (4)</title>
    <description>くっきり、しっかり５：００起床。鳥たちの声で目覚める朝は清々しく、アラームで叩き起こされる強制的な目覚めとは大違いです。テントを畳み、少し走ってIHOPでの朝食は、初めてのパンケーキで、メープルシロップとバターミルクのとろけるコンビネーションにうっとりしましたが、ここもまたまたチェーン店。何が言いた...</description>
    <content:encoded><![CDATA[<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">くっきり、しっかり５：００起床。鳥たちの声で目覚める朝は清々しく、アラームで叩き起こされる強制的な目覚めとは大違いです。テントを畳み、少し走って</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">IHOP</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">での朝食は、初めてのパンケーキで、メープルシロップとバターミルクのとろけるコンビネーションにうっとりしましたが、ここもまたまたチェーン店。何が言いたいかというと&hellip;。英国の飯はまずいと、アメリカ人には言われたくない（眼糞鼻糞）。</span></div>
<div>&nbsp;</div>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">スターリング・パウンドの強さを盾に、普段なら避けて通るショッピングも楽しみの一つだったのが今回の旅でした。テント、キャンピング・ストーヴ、トラヴェル・フライロッド、リーヴァイス、</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">80G</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">の</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">iPod</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">&hellip;。各地でいくつかのスポーツ店の名前を聞き、</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">Tucson</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">にある</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">Summit Hut</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">と</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">Big 5</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">を覘いてみましたが、ウォル・マートに毛が生えた程度で、目当ての品質のものは見当たらず、店員に似たような店は無いかと尋ねて教えてもらったのが「</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">Sportsman&rsquo;s Warehouse</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">」。ハンティング、フィッシング、キャンピングの専門店で、その規模の大きさ、品揃えはともかく、店員さんの応対が素敵なのが印象的な、すっかり病み付きになってしまったお店です。女性用の本格的ハンティングアウトフィットのすぐ隣には、同じ迷彩柄のドレスがあったり、これまたおそろいの子供服まであったり、実用重視だけでなく遊び心満点な所が、単純明快な私の心を捉えて離しません。私で型どりしてあつらえた様にしっくり来たハンティング迷彩パンツ（</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">$50</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">）、夫はコールマンのストーヴ（</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">$35</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">）を購入。</span></div>
<div>&nbsp;</div>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">お店の外では、バーゲン品が山と詰まれ、５ｍｍ小さくて泣く泣く諦めたハーレー・デヴィッドソンの皮ブーツ</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">$20</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">（！！）ティンバーランドのサンダル</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">$15</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">（！）、その脇では陽気なお兄さんが無料のホットドックまで振舞ってくれたりして、</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">Sportsman&rsquo;s Warehouse</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">万歳。</span></div>
<div>&nbsp;</div>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">興奮の冷めぬまま、後ろ髪を引かれながら店を後にし、</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">Benson</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">のダイナーで、ハンバーガー、ブルーベリーパイとコーヒーの昼食。</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">マリリン、ハーレー、ジェームス・ディーンやベティ・ブープで一杯の正統派ダイナーで、極めつけには給仕のマダムが肝っ玉母さんの様相。地元民で賑わう値段も手ごろな、アメリカ版家庭の味、といったところで、雰囲気も良く楽しめましたが、軽食のみできちんとした料理を味わえなかったのは残念でした。</span></div>
<div>&nbsp;</div>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">インターステイト</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">10</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">を東に、</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">U.S.</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">ハイウェイ</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">191</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">を北上して、ローパーレイク・ステートパークが今夜のキャンプサイト（</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">$12</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">）。ステートパークにはキャンプサイトが併設されているところもあって、設備はトイレだけという所もありましたが、ここにはシャワーもあって、快適そのものでした。池のほとりにテントを張って、</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">Safford</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">のメキシカン・レストランで初のフライブレッド体験。自分メモを兼ねているので書いていますが、食事に関してはジツは本当に書きたくないのです。書きたくないどころか、思い出したくもなかったりして&hellip;。</span></div>
<div>&nbsp;</div>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">さてキャンプサイトですが、基本設備は椅子付きテーブル、キャンプファイヤー用の、場所によって地べたをリングで囲ったものや、腰くらいの高さで、どちらもバーベキューができるようにグリルが付いているものどちらかと、車を停めるスペース、日陰を作るための木が植えられているか屋根があります。今夜のサイトは地べた式で、夕暮れになるとあちこちにオレンジ色の炎が揺らめきだしました。陽が完全に落ちてしまうと、明かりはこの風になびく炎だけで、妖しくも美しい夜を演出します。</span></div>
<div>&nbsp;</div>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">虫の声に混ざって聞こえてくるのは、蛙の鳴き声。低音で控えめに、等間隔で響くその声は、不思議な催眠効果があるようで、知らずの内に平安な眠りについていました。時々眼を覚ますと、漆黒の空に散らばっている星たちが見え、空気がきれいなこと、雲がないこと、そして周りがライト等で明るくないことが星が見える条件なんだなぁ、とおぼろげに思いながら、再び眠りの底に堕ちていくのでした。</span></div>
<div>&nbsp;</div>]]></content:encoded>
    <dc:subject>アリゾナ2007</dc:subject>
    <dc:date>2007-05-05T20:02:32+09:00</dc:date>
    <dc:creator>robin</dc:creator>
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    <title>アリゾナ2007 (3)</title>
    <description>５：２０起床。ステートハイウェイ95をさらに南下して、メキシコとの国境の町、San Luisのジャック・イン・ザ・ボックス（またファストフード！）で朝食をとりました。探しているとき、必要なときには決して見つからないダイナーは、あまりに見慣れたファストフードやチェーン店の看板に埋もれているのでしょうか...</description>
    <content:encoded><![CDATA[<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">５：２０起床。ステートハイウェイ</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">95</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">をさらに南下して、メキシコとの国境の町、</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">San Luis</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">のジャック・イン・ザ・ボックス（またファストフード！）で朝食をとりました。探しているとき、必要なときには決して見つからないダイナーは、あまりに見慣れたファストフードやチェーン店の看板に埋もれているのでしょうか。「レインマン」を見て以来、ダイナーでパンケーキが食べてみたいんだけどな。</span></div>
<div>&nbsp;</div>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">気を取り直して、徒歩で国境を通過しましたが、誰にも止められず、期待していたメキシコのスタンプもパスポートに押してもらえないまま、ずんずん進んでいくと、そこはメキシコでした。国境からたった数十メートルで、町の雰囲気ががらっと変わるのは、スペイン語の看板やサインのせいだと始めは思いましたが、後進国特有の、見上げるような視線と、早朝にもかかわらず小銭をねだる老人、老婆の存在と、歩道のタイルと、その全てが合わさって微妙な雰囲気を作り出していました。自然と緊張感と警戒心で体が硬くなるのが判ります。同じ太陽のはずなのに、陽光は何故か穢れた輝きを放っているようです。私のメキシコ体験は、</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">10</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">分で終了。</span></div>
<div>&nbsp;<a target="_blank" href="//cycling.blog.shinobi.jp/File/930cdcba.jpg"><img height="375" alt="930cdcba.jpg" width="500" align="middle" border="0" src="/Img/1179917521/" /></a><br />
</div>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">インターステイト</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">8</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">を東に進んでいくと、検問で止められました。パスポートを見せ、いくつかの質問に答え、再び走行開始です。宿を考える段になっても、もう昨日のような過ちは犯さないぞとばかりに、迷わず</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">Picacho</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">の個人経営キャンプサイト（</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">$16</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">）にテントを張ることにしました。数台の</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">RV</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">は停まっている他は、テントサイトには私達だけで、独り占め感の強い、よい気分♪サイト内にあった蹄鉄の輪投げで遊んだり<br />
<strong><a target="_blank" href="//cycling.blog.shinobi.jp/File/8f94673a.jpg"><img height="375" alt="8f94673a.jpg" width="500" align="middle" border="0" src="/Img/1179917828/" /></a><br />
（写真：勝利の証拠写真）</strong>、ブランコのように吊るされた日陰のベンチでゆらゆらしたり、あちこちににょきにょきと生えているプリックリーペアーズの顔を楽しんだりと、わくわく感満点です。<br />
<br />
<img height="500" alt="4e008108.jpg" width="375" align="middle" border="0" src="/Img/1179917920/" /></span></div>
<div><strong><span style="FONT-SIZE: 10pt">（写真：お茶目なサボテン♪）</span></strong></div>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">シャワーを浴び、さっぱりしたところで、</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">Eloy</span><span style="FONT-SIZE: 10pt">のイタリアンレストランで食事。若くて美形のボーイに目が覚めるようでしたが、いやこれはイタリアンビールのせいだと気を引き締め、美味しくピザを頂きました。チップを弾んでしまったのは、無垢な下心の表れかと。美形は存在するそれだけで芸術ですな。</span></div>
<div>&nbsp;</div>
<div><span style="FONT-SIZE: 10pt">すっかり上機嫌でテントにもぐりこみ、電車の警笛や、トラックの轟々という音に時折目覚めながらも、そよそよと流れ込んでくる風は優しく心地よく、うとうとながらの夢心地は、現実から遠く離れた、涅槃の境地かと思うくらいの平安さと、静けさと、夜半にまぶたを開けば数え切れないほどの星たちが瞬く下での安らぎは、全てを得た満足感に程近いものでした。自然や大地と一体になったような、溶け込んでしまったような、私が私でないような、熟睡しているわけではないのに、本当に暫らくぶりに安らかな夜でした。</span></div>
<div>&nbsp;</div>]]></content:encoded>
    <dc:subject>アリゾナ2007</dc:subject>
    <dc:date>2007-05-04T19:54:59+09:00</dc:date>
    <dc:creator>robin</dc:creator>
    <dc:publisher>NINJA BLOG</dc:publisher>
    <dc:rights>robin</dc:rights>
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    <link>http://cycling.blog.shinobi.jp/%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%BE%E3%83%8A2007/%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%BE%E3%83%8A2007%20-2-</link>
    <title>アリゾナ2007 (2)</title>
    <description>４：３０くっきりと目が覚めてしまったので、ゆっくりとお風呂につかり、６：３０、目と鼻の先にあった唯一開店していたマクドナルドで朝食。本家ながらも、分家に勝るとも劣らない品質には、心底失望する限り。

再びハイウェイ95を南下、ほんのちょっとだけカリフォルニア州に入り、ニードルスでインターステイト...</description>
    <content:encoded><![CDATA[４：３０くっきりと目が覚めてしまったので、ゆっくりとお風呂につかり、６：３０、目と鼻の先にあった唯一開店していたマクドナルドで朝食。本家ながらも、分家に勝るとも劣らない品質には、心底失望する限り。<br />
<br />
再びハイウェイ95を南下、ほんのちょっとだけカリフォルニア州に入り、ニードルスでインターステイト40で東へ、ステートハイウェイ95をゆっくり南下。目指すはパーカー。<br />
<img height="375" alt="5728821fjpeg" width="500" align="absMiddle" border="0" src="/Img/1179916215/" />&nbsp;<br />
（写真：サーチライトの、女性トイレ入り口にて。一般雑貨店の看板ですが、銃、ナイフ、ダイナマイト、女性用品って&hellip;。こういうユーモアのセンスは私好み♪）<br />
<br />
ひたすら続く、真っ直ぐで平らな道は想像の範囲を超えはしませんでしたが、時折通り過ぎる、村というにも小さなコミュニティの各家の庭に駐車してあるのはRV。レクリエーション・ヴィークル、いわゆるキャンピング・カー、英国ではキャラヴァンですが、レジャーを大切にする国民性をまざまざと見せ付けられ&hellip;そして、中にはセスナの停まっている庭まで。広大な大地ゆえの豊かさにただただうっとりです。<br />
<br />
初のガソリン補給は、前払い式でびっくり。セルフ式なのは同様ですが、軽犯罪の多い英国でも、入れた分をカウンターで支払う後払い式なのに&hellip;。それでも混雑などせず、後ろに並んでいる人を気にせず（だって誰も並んでない）満足のいくまでウィンドスクリーンを拭いたりできるのは有難い限り。<br />
<br />
パーカー到着。地図で発見して以来、是非訪れたいと思っていた町。観光ルートから外れた、地元の人たちが普通に暮らす小さな町は、私の期待を裏切りませんでした。パーカーダムでは、私達以外には、ダム入り口の警備員さんだけで、見たこともない鮮やかな黄色い鳥たちが囀りながら舞うのを楽しみ、太陽は惜しみなく降り注ぎ、風は優しく、求める全てがあるように思いました。<br />
<br />
使用、未使用に関わらず、鉄道は好きなフィーチャーの一つなので、予期しなかった電車や線路や駅も町にはあって嬉しさひとしおです。インフォメーションオフィスには、町の名前が入ったピンバッチがあり、迷わず買い求めたのはいうまでもありませんね。<br />
<img height="375" alt="d7a37e01.jpg" width="500" align="absMiddle" border="0" src="/Img/1179917023/" />（写真：電車と私♪）<br />
電車は線路から外され、展示というよりは町のモニュメントのようだったので、鉄道も廃線かな、と思っていた折、貨物列車がごとごと音を立てて通り過ぎていきました。小さな家のようなこじんまりとしたパーカー駅は、ひっそりとしていて人の気配はありませんでしたが、こざっぱりとしている様子から、現在も使用されていると思われました。<br />
<br />
<br />
泊まるにはまだ時間が沢山あるので、再びステートハイウェイ95を南下、Quartzsiteを通り過ぎ、U.S.ハイウェイ９５をひたすら南下、メキシコとの国境に程近い、Yuma へ向かいます。せっかくアリゾナ南部にいくのだから、メキシコの地も踏んでみたい、というのが二つ目の理由でしたが、思っていたよりも規模の大きな町の様子や、立ち並ぶモーテルの数々に選択の誤りをうっすらと感じ&hellip;。とにかく、一晩我慢すれば、と見繕ったモーテルにチェックイン（$45）。無料WifiはPCなどもってきていない私には無用だし、見ないTVも意味がない。とにかく、掃除さえ行き届いていれば満足なのに、そんな基本的なことが私の基準に見合ってない。水道水が飲める、お湯が出る、この最低条件をクリアしているだけの宿なら、ギリシャやスペインの田舎町でさえ問題なく探せるのに。どういうことだ、先進国アメリカ。<br />
<br />
アメリカといえば、ファストフード大国。既にお世話になってしまったマクドナルドに引き続き、今夜はタコベルでブリトーの夕食。本家とはいえ、ジャンクに変わりはなし。<br />
<br />]]></content:encoded>
    <dc:subject>アリゾナ2007</dc:subject>
    <dc:date>2007-05-03T19:28:20+09:00</dc:date>
    <dc:creator>robin</dc:creator>
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    <link>http://cycling.blog.shinobi.jp/%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%BE%E3%83%8A2007/%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%BE%E3%83%8A2007%20-1-</link>
    <title>アリゾナ2007 (1)</title>
    <description>５：３０に目覚ましをセットしていたけれど、１０分早く目が覚めました。2週間、家を空にするので、ガスの元栓、水道の元栓、セントラル・ヒーティングを切ったことをしっかり確かめて、ライトのタイマーをセットし、機内用の食料をリュックに詰め込み、１１９番のバスに乗って空港へ向かいます。チェック項目は前夜にメモ...</description>
    <content:encoded><![CDATA[５：３０に目覚ましをセットしていたけれど、１０分早く目が覚めました。2週間、家を空にするので、ガスの元栓、水道の元栓、セントラル・ヒーティングを切ったことをしっかり確かめて、ライトのタイマーをセットし、機内用の食料をリュックに詰め込み、１１９番のバスに乗って空港へ向かいます。チェック項目は前夜にメモを作ってあるので、寝ぼけた頭でも大丈夫。 <br />
<br />
マンチェスター空港に着くと、カウンターは長蛇の列でした。チェックインに二時間もかかり、離陸予定時刻の5分前にやっと機内に落ち着き、ほっとして酔い止めを飲みましたが、飛行機は更に遅れに遅れて2時間３０分後、やっと離陸。ラスベガス、McCarran空港までの８１７４ｋｍの旅は、薬の効果ゆえ意識が朦朧とした中で始まりました。 <br />
<br />
パッケージ旅行は、昨年のグラン・カナリア島で懲りていたのですが、今回はフライ・ドライヴというフライトとレンタカーがセットになったパッケージ旅行。レンタカーの保険は別払いですが、これを考慮してもフライトのみの料金よりも何故か安いのです。座席指定や機内食のオプションを外し、2週間大人二人で、合計700ポンド以内の旅行代金でした。 <br />
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もともと、旅行で一箇所に留まっている事のない私達にとって、予約されているホテルは煩わしい足枷以外の何者でもないため、このフライ・ドライヴは好都合。しかし、パッケージ旅行への不信感は拭いきれず、離陸遅延も重なって、あまり良い心地はしませんでした。そして、出ないと思っていた機内食。どうやら軽食は提供されるようで、納得はいかないものの、出されたものはきっちり頂いておきましょう。 <br />
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ながいフライトでぐったりしながらもラスベガス（ネヴァダ州）、McCarran空港に着陸し、やっと外の空気が吸える、と思うもつかの間、なんだかんだで機内に30分も閉じ込められ、パスポートコントロールでは指紋採取と写真を取られ、出だしから不信感と不安で一杯です。レンタカー会社に向かい、旅行会社から郵送されてきた書類を見せて、「マシンにあなたのデータがない」と言われても文句を言う気力すらも残っていなかったのは、切れやすい私の性質上からすれば、幸運だったと言って良いでしょう。 <br />
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しかし車さえ受け取ってしまえば、こっちのものです。天気は良く、暖かく（なんてったって、砂漠ですからね♪）、Tシャツに短パンでやる気満々のいでたちです。途端に元気が出てきた所で、ストリップを完全に無視し、U.S.ハイウェイ９５で南下して、サーチライトのモーテル（＄４２）へ。清潔感には欠けていましたが、キングサイズのベッドはのびのびできて、フライト疲れの体には十分な休息を与えてくれました。 <br />
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    <dc:subject>アリゾナ2007</dc:subject>
    <dc:date>2007-05-02T19:24:22+09:00</dc:date>
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    <title>憑き物が落ちたというか何と言うか、</title>
    <description>今年二度目の発熱で、うんうん唸って、元気になったら、あんなに悲しかった桜が美しく見えてきました。

はらはらと散った花びらが、路肩をピンクに染めあげて、桜色の新雪が積もったようになっている所を、春らしいやさしい風がそっと吹き上げ、再びはらはらと。

何かが私の中で育っている感覚がいとおしくて...</description>
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はらはらと散った花びらが、路肩をピンクに染めあげて、桜色の新雪が積もったようになっている所を、春らしいやさしい風がそっと吹き上げ、再びはらはらと。<br />
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何かが私の中で育っている感覚がいとおしくて、生きとし生けるもの全てに「ありがとう」です。<br />
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もがいていたのが良かったのか、もがくのをやめたのが良かったのか、それは判りませんが、無言で支えていてくれた人たちに、友人に、感謝を表明したいと思います。<br />
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そして、一番ひどい状態に時期に再会した友人には、気持ちの緩みから八つ当たりまがいの言葉を使ったにもかかわらず、それでも赦し見守ってくれたことには、感謝に絶えません。<br />
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「助けて、と言っていいんだよ」と言う言葉を信じ、一番知られたくなかった人に打ち明けられたことは、悪循環を断ち繰るためには必要だったこととはいえ、私にはとても難しい課題でした。<br />
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「がんばらなくって、いいんだよ」「あせらず、ゆっくりと」との言葉は、とても有難いものでした。<br />
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みんな、ありがとう。<br />
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今度は私がどこかで助けるからね。<br />
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…と言うわけで、気分転換に旅行です。今回はラスべガスに行ってきます。いい気なものです。ギャンブルを思い浮かべる人が多いかと思いますが、自然派のワタシは国立公園です。スロットマシーンより、グランドキャニオンです。<br />
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    <dc:subject>心のままに</dc:subject>
    <dc:date>2007-04-25T05:32:57+09:00</dc:date>
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