夫がめったに引かない風邪を引いてしまいました。
というわけで、今週はMTBでお出かけするのはやめといて、化石狩りに行く事にしました。
マンチェスター南部に住む私達にはほんの玄関先に位置する、ピーク・ディストリクト・ナショナル・パークは、ロードでもMTBでもしょっちゅうターゲットになる面白いところで、最近では、「Pride and Prejudice」の撮影地になったという、美しい風景の公園ですが、通常は自転車に乗るのが目的のため、通り過ぎる事はあっても立ち止まることはほとんどありません。
この日も、何度も通った事はあるけれど、実際に歩き回るのは数回目という、国立公園の真ん中に位置するCastletonという町に行きました。
この辺りの名物(?)は、洞窟と化石とブルー・ジョンという鉱石。宝石もいいけれど、やはり私は自分の手で化石を探したい。いつもはMTBで駆け抜ける水のちょろちょろ流れるパスウェイを少し歩き、「ああ、この岩盤でいつも滑るんだよな、今度はこっちのラインを…」などと復習しながら、化石狩り、開始。
狩りといっても、あちこちに落ちている石を調べていくという、地味な作業です。
ウォーカーにハイカーに人気の場所とあって、化石はほぼ取り尽くされていると思いきや、ひっくり返して石を良く見ると、貝の模様があちこちに。やった!
アンモナイトや昆虫や魚、などと文句を言わないのなら、貝の「化石」はあちこちに転がっています。しかし時に問題になるのは、その大きさ。素敵な化石を見つけたのですが、フットボール大では、とても持ち帰れません。
知恵を働かせて、他の石に打ち付けて砕こうと、胸の高さから落としてみたところ。
跳ね返って、すねをしたたか打つハメに(笑)。MTBでもよく転んでアザが出来ますが、今日は乗ってないのにもかかわらずアザを作ってしまいました。力技はするな、との思し召しですね。
手のひらに治まるくらいの大きさの、石に収められた化石を幾つか拾って、大満足♪